製版印刷事業

印刷物が製品となるまでにはさまざまな行程があります。

まずプリプレスとは、プレス(印刷)を行う前段階のこと。企画・デザイン・組版(DTP)・校正・刷版といった行程がこのプリプレスに含まれます。

この行程を経た後にプレス(印刷)、そして製本や加工といったポストプレスを行います。企画・デザイン・組版(DTP)・校正・刷版などの工程を経てようやく印刷されます。

組版(DTP) ~ 熟練した高度な組版技術~

コンピューターの普及に伴い、組版方法も進化してきました。当社の組版においても、現在のDTP デジタル化に至るまで、常にその変化に対応してきました。

組版とは、一定レイアウトの中に文字を読みやすく配置すること。単純な作業に見えますが、奥は深いのです。弊社では、多くの専門スタッフが DTP に関する業務を担当し、日々お客様の多様なご要望にお応えしています。

例えば、多種に渡るハードウェアとソフトウェアを揃えて、あらゆるアプリケーションの入稿に対応するなど。他には、大量の文字入力から組版まで対応できます。弊社ではレイアウト崩れなどいろいろなトラブルが発生しやすいWindowsのwordやExcel,Powerpointもきれいに印刷できます。

DTPオペレータや営業社員が原稿を再度チェックするというスタイルが多いなか、「確実に、より速く」といった条件をクリアするために、当社では専門の部署を設け2重3重のチェックを行います。これは大変手間のかかる作業工程ですが、当社ではお客様に正確な印刷物を迅速にお届けするために、これを標準作業としています。

私たちはコンピュータやソフトウェア等の設備が整っていれば、それだけで質の高い印刷物が作れるとは考えていません。より高品質なものが要求されるなか、いかに“間違いなく”“素早く”“効果の高い”レイアウトを施し「うまく作り手の意図を伝える」紙面にできるか。それこそが私たちプロフェッショナルの価値だという意識をもち日々取り組んでいます。

版式による印刷分類

グーテンベルクの活版印刷(凸版印刷)技術が今日の工業印刷の基礎となっていますが、現在の印刷方式の主流はオフセット印刷(平版印刷)です。

その他にも、いろいろな印刷方法があります。それぞれの印刷方式には特性があり、何に印刷をするのか、どのような目的で印刷をするのかによって印刷方式も変わってきます。

ここでは、色々な印刷方法をご紹介いたします。